男性同士の恋愛は美しい!?

ヒ・ミ・ツの趣味…
2次元恋愛続行中!
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今後のBL業界の動向について

現在のBL業界について

色々熱く語ってきたが、やはりBL業界というものは奥が深いということだ。そもそも男性どうして言う極めて狭い文化の中でも恋愛模様を好むようになった日本の文化がここまで進化することになったことを驚きだが、そんな業界が年々縮小するどころか様々な方向へと拡大していく傾向にあることを考えても底力を見せ付けられる。特に同人業界においては2013年の冬はその熱が収まりそうになり。この夏においてもその独特な世界観で話題をさらっている大ヒットコミック『進撃の巨人』についても、キャラクター年の女性向け同人誌が多数発行されており、C84に関してもジャンルとしての取り扱い方としては秋に待望のアニメ第二期が始まる『黒子のバスケ』と、劇場版でまた熱を上げてきている『TIGER&BUNNY』に告ぐ人気ぶりだ。そういう点においてもやはり今後も展開は大きくなっていくことは大いに予想できる。

商業分野において

アマチュアとして、つまりは自分達に創作意欲を満たしている人たちからすればプロとして活動するまでには至らないという人がほとんどだったりする。プロとしてデビューしても、その後仕事として受け入れられるかどうかという点では別物になってくるからだ。同人だからこそ良いという人は無理にプロとして活動することなく創作活動を続けていけば良いだろう。

さて、同人業界だけでなくBL業界においても今後も業界を牽引していくことになるのは目に見えている。特に中村春菊先生の作品でもある『世界一初恋』が劇場用アニメとして製作・公開することが決定しているくらいだ。この作品はBL要素のあるコミック作品として認知されているために、劇場用アニメとして製作されるというのは中々異例のことではないだろうか。劇場のあの巨大なスクリーンで男性同士の恋愛模様を見ることができるという事を考えれば、腐女子たちからすれば観賞したいという風に思う人が多いのかもしれない。さらに世界一初恋を始めとしたアニメ化作品のBlu-Ray BOX化も進んでいることもあり、その需要は留まることを知らない。

そのことを考えると、アニメイトという世の腐女子達の欲望を満たしている商品を数多く取扱っている企業としては今後もその売上をドンドン伸ばしていくことに違いない。特にBL関係の商品に関しては小売店関係の中では豊富な品揃えを誇っている上、各主要BLメーカーとの提携も多く行なっていることも考えれば同業他社との差は広がっていくことになるだろう。

もう、2次元でしか恋せないっ

同人誌としての広がり

BL・やおいということを考えたら同人誌としての側面は離すことは出来ないだろう。先ほど話したアニメ作品のパロディとして描かれている同人誌は年々増え続けている。元々同人誌というもの自体が男性が購入するものという側面が強かったが、女性受けする作品が数多くアニメ作品として登場している影響もあって、今まで同人誌なんてものに興味なんてなかったという人が急激に同人誌に興味を持っているのだ。これは凄い現象だろうと思う。そしてその同人誌を買い求めて店舗に来店する女性層の増加も非常に感慨深いものだ。ある店舗では女性向けの同人誌が増加したことで、夏のコミケ時期の売り上げが前年比と比べても100%以上の売上を、たった2日で記録してしまうといったことも起こっている。男性と助成に共通して言えるのは、自分が好きなものに対してはお金をかけることを惜しまないということかもしれない。やはり一度夢中になってしまうと、その世界に惹かれてしまってお金を湯水のように使用することを厭わないという人が多いのかもしれないが、私個人としてもそのことについては同意してしまう。生活に困らない範囲で自分が好きなものを買うのはどうしてもやめることは出来ないのは、これは本能というべきものかもしれない。そういう意味では女性にとってはそういった趣味の世界にかけるお金に使い方は男性とは少し違っているのかもしれない。

また最近では同人誌を通販で購入することができるという、購入手段の増加ということも一因となっている。同人誌を買いたいけど、自分が買っている姿を見られるのは困る、また今後も買うことになるけど、顔を覚えられるのは非常に困ると考えている人もやはりいる。中には近場にそういった店がないから通販を利用するといった、立地的なことが理由となっている人もいたりします。それだけ業界が非常に被疑割っているということを考えれば、経済効果としても文化としても非常にいい傾向だろうと思える。

同人誌即売会の危機

BLや百合といった同性同士の恋愛表現漫画には大抵性描写が存在しているが、そのことについて問題視している人もいる。特に政府は、最近横行している児童ポルノ関係についてはかなりシビアになっているのは、こういった文化に興味を持たない人でも一般のニュースで取り上げられるほど知られているだろう。中でも一番今後の動向が気になる点は『児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律』の改正問題についてはかなり揉めているのも事実となっている。どうしてこのような問題が噴出しているのかということになるが、やはり漫画や小説などのサブカルチャーの中で行なわれている18歳未満の性行為表現が著しく問題があると指摘されたことが原因だろう。

そのことに対しては否定できない。最近では一般、つまりは誰が見ても問題ない普通の漫画の中に明らかに18歳未満の少年、もしくは少女の裸体ではない、かなりきわどい表現をしている作品が市場に出回っているのだ。こういった作品を見て、児童に該当する子供たちが見て情操教育に支障をきたす恐れがあると危惧されているため、そういった内容に対して規制を設けていこうとする流れになっている。これはBL関係はそこまで顕著に問題視されていない、見過ごすことの出来ない漫画作品を取扱っているものが多い作品は、ほとんど男性の、特に少女たちの性表現についてとなっている。こういった中で、実際にロリ、つまりは幼女を中心とした漫画作品を掲載していた雑誌が世情の流れから休刊に追い込まれており、その影響からか大手出版社に家宅捜査が行われたという情報まで聞こえてくる。

ここで一つ注意なのだが、こう言われてしまうとオタクや腐女子といわれている人々が問題となっている作品を好きで、しかも現実にまでその趣味を広げようとしていると思われがちだがそれは間違いだ。あくまでリアルにはない、別世界で行なわれていることとして認識している人がほとんどだということだ。ところが、本当に一部の人たちは勘違いをして現実と空想を自分に投影して、犯罪行為を行なってしまう人も中に入る。逮捕され、犯人の性癖などが特集されるとアニメや漫画文化が異常者を量産している、と思わせる報道がおこなわれる。ていのいい大衆扇動だと私は考えているが、その与えられた情報を鵜呑みにして過激な行動に出て被害を被ってしまう人もいる。その場合、加害者となる方はオタクたちが悪いという発言をする。おかしくないだろうか、危害を与えた人間が何かしらの犯罪行為を行ったということであれば、取り抑えるために手が挙がったというのはまだ納得が良く。だが何もしていない道すがらの人間にいきなり危害を加えてくるのは、完全に暴行行為を働いたほうに問題がある。にも関わらず特定の趣味を持っている人たちを異端とみなして排除する、その考えでは何もかもを否定していることに他ならない。

私個人としての考え方は、現実に影響を与えるような表現を行なっているならもちろん処遇を受けるべきだが、そうでない場合はほとんど気にしていない。気にしないというより、興味を持たないといったほうが正しいかもしれない。あくまでその人が好きなものに対して拒否や否定をする権利が何の関係もない第三者にあるのだろうか、という話だ。もちろん誰にもそのことに対して反論や説教をする権利などない、といいたい。だがこれもあくまで、日常生活の中できちんとまじめに日々を生きているかという点も関わってくる。きちんと会社、もしくは学校に行って、まじめに勉強してきちんと就業しているかなど、普段の生活態度に影響を及ぼすような行動に出ている場合は改めなければならない。こう思う根拠としては、私がまだとある同人ショップで働いていたときのことだ。そこに来店してくるお客さんのそうは実に様々だ。もちろん18歳未満の中高生が成年表現が盛り込まれている商品が購入しようとしたら身分証明を行うようにしていたことは先に述べておく。年齢的にも何ら問題ない、背広を着た会社員の男性、女性など会社帰りに立ち寄ってくる人の姿を見るときもあるからだ。そういう人たちあっての売り上げが成立していることも理解した上で、あくまで中立の立場でお客さんが買っていく商品に対しては関心を持たないようにしている。そこで気まずいような雰囲気になっては買うほうも恥ずかしいからだ。漫画や同人誌を購入していることを隠したい人も大勢いる中において、ショップで商品を得りまくっていたときには普段使っていないような懐事情で日々のストレスを発散している人も中に入ることだろう。圧巻ですけどね。

同人誌に対しても、その内容に対して問題があるとして会場を貸し出すことはできないという問題もある。最近で一番ホットだったのが黒子のバスケの作者に対する脅迫騒動だろう。近頃騒動も急に鎮静化したので今のところ目立った問題は起こっていないが、騒がれていたときには黒子のバスケを取扱う同人誌即売会は全て中止に追い込まれた、というのも記憶に新しい。

またその話題に関連するように、同人誌即売会としては最大規模のコミケの開催が現在危ぶまれているのもよく聞こえる。先に述べた法案の改正内容をどのようにするか、現在でも国会で話し合われているので同行を確認する必要があるものの、改正内容いかんによってはコミケの存続さえ難しくなっている。それに続くようにコミケの会場となっている東京ビッグサイトの社長が、かつて警察官僚だったという人間が就任した。この人物が、児童ポルノ改正に伴ってコミケの際に会場を貸し出さないという可能性も出てきている。もしそうなれば夏と冬の、計6日間で得られる経済損失は計り知れないだろう。年々増えている参加者に乗じるように、多くの企業も参加している。もはやただの同人誌即売会という定義には収まらない、普通のアニメや漫画のイベントとして成り立っている時点で、コミケは即売会という枠には収まっていないと考えている。あれだけの人が飲み物に食事、更に有名企業で販売されているグッズなどを目当てにお金を使う姿は、本当に見事なものだ。遠目から見ても、あれだけの財源はどこかか来るのだろうかと思ってしまうくらいお金のやり取りを見る。

ただこの改正案については、非常に明確な線引きが出来ていないまま国会が通過してしまうのではないのか、またその改正案で日本のアニメや漫画が衰退してしまう恐れが十分にあるとして、コミケ運営委員会だけでなく、角川書店や集英社を含めた有名出版社など、数多くのアニメ・漫画産業に携わる企業が抗議の声明を発表している。確かに中には本当にこの漫画作品はまずいだろうと思ってしまうようなものもあるのは事実だ。そんな作品は当然出版禁止にするべきだと思うが、ある日自分が持っているものが法に抵触していると突然言われてしまった場合、どうなるのだろうか。考えられる結果としては、法律違反したとして所定の処遇を受けることは間違いないわけで、自分には縁遠い話だったという人が突然法の元で裁かれるといった恐れも出てくるわけだ。理不尽でしかないが、そういった恐れもあるので政府もその点を加味して法律をどのように改正するべきかと討論を繰り広げているが、どのみち影響を受けることは免れないのも確かだ。

露骨に嫌悪している人がいるのは、そういった作品の中身をまざまざと見たから否定的な考えを持っているというのもある。私も仕事上の関係で、どうしても児童という枠組みに入る少女、もしくは少年達の性描写が書かれている本を覗いたことがある。確かにこの内容ではネガティブなイメージを植えつけられてしまっても仕方ないと思ってしまったが、何ら関係なく売り物として販売していたのは、仕事なので仕方ないと割り切っていた。ただ、これは店員として見ていた商品としての売上に関してなのだが、よく売れるのだ。恐ろしいまでに、現実で行なった確実にお縄を頂戴いたしますという事になるような本が沢山売れるなぁと思いながら店頭に陳列していた。その漫画を描いている人の中には成年コミックの中でも有名な作家さんが書いた作品にしては、発売してから3日間で完売・次回入荷未定ということにもなるので驚きだった。給料日に関係なく、中には一日で数万の買い物を行なうお客さんも沢山いる姿を淡々とレジで売りながら思ったことは、皆お金を持っているんだなぁと言うことだ。内容的に問題はあるかもしれない、しかしお金の循環を考えると至極当然流れだと思いながら、閉店作業をしていた。

これはBLだけでなく全てのジャンルにおいて言える内容となっているが、それでも今やBLも含めたアニメ・漫画文化の力は日本の経済に対して大きな影響力を持っているのは認めて良いだろう。今後も市場は経ることなく、また腐女子と呼ばれる女性たちも増えていくことに違いない。そして一層秋葉原、または池袋などが一層にぎわうことになること間違いない。日本が作り出して進化を続けている文化の力は、今でも留まることを知らない。

腐女子マンセー!!!